こんにちは。
どこにでもいる40代主婦かっちゃんです。
最高級レベルの機械オンチながらWebライターをスタート!
このブログでは、物価高に対抗する家計管理はもちろん、Webライターとして活動する道のりを発信していきます。
公務員の仕事はきついからやめたいけど、やめる勇気がない
公務員をやめるメリットなんてあるの?
私は、長年公務員として立派に(←!?)勤めてきました。
しかし、さまざまな理由から公務員をやめWebライターに方向転換しました。
やめた理由については、「私のこと」の記事をご覧ください。
結論からいうと、私の場合公務員をやめるのはもったいなくありません。
かっちゃんの場合、やめてから幸福感がかなり増しました。
幸福感についてはこちらの記事でご紹介しています。
この記事では、実際に公務員をやめた私だからこそ語れる、公務員をやめる本当のメリットとデメリットをご紹介します。
メリットとデメリットを理解し、後悔のない選択ができるよう応援します。
かなり本音で語っており、公務員をやめたくない人がやめたくなる可能性もあるのでやめる予定のない人は読まないでください。 え、何?何て?
公務員をやめるかお悩みの方のみ、ぜひ最後までお読みください。
公務員をやめる5つのメリット
公務員といってもお役所仕事から医療職、教員など職種はさまざま。
どんな職種であっても、公務員である以上、職責遂行のために責任をもって仕事をしなければいけません。
大変なお仕事ですね。
本当にお疲れさまです。まあ、かけてくださいな。
ここでは、公務員をやめるメリットを紹介します。
1.心に余裕ができる
公務員は中年になると役職に就いたり、大きな責任を担う機会が多くなります。
そのため、心身共に疲れ果ててしまうことがありますよね。
常に神経が張っている方もいるかもしれません。
公務員をやめることで、職務を全うすることから逃れられるため、精神的に楽になります。
精神的に楽になると、もちろん心に余裕ができます。
「あ、コーヒー豆がいつもと違う」
「鳥の声って毎日聴こえてたんだっけ…」
など、今まで忙しくて気づけなかった小さな幸せに気づけるかもしれません。
2.時間的拘束がなくなる
8時に仕事に行き、20時まで仕事をする。
その間の休憩時間は1時間。
ほぼ起きている間勤務していますね。
公務員をやめることで時間の縛りがなくなります。
もっと言うと、8~20時にカフェに行き、読書をしつつショッピングにも行ける。
時間的拘束のない開放感はすばらしいです。
3.仕事の幅が広がる
公務員は副業が禁止されています。
公務員の多くは定年退職まで職務を遂行するので、公務員の仕事以外したことがないという方は多いでしょう。
民間企業でしか経験できない競争やファッション業界特有の魅せ方など、たくさんの経験は人を豊かにします。
さまざまな職業に触れ、刺激をもらうことで自分が成長できるチャンスです。
仕事の幅が広がるというメリットがあります。
4.不測の事態に大切な人を守れる
これ東日本大震災を経験した私だからこそ言えます。
何人もの消防士や役所のスタッフが自分の家族を守り切れず、市民のために職務を遂行しました。
とても勇敢な姿でした。
TVで報道されるたび、尊敬と同時に胸が苦しくなりました。
公務員て…
不測の事態に自分の家族や大切な人を優先したら、悪く言われるの?
不測の事態に大切な人を守れる。
これって幸せなことだと思います。
5.貯金ができる
公務員は安定した給料をもらっているから貯金ができると思われている方。
これ、実は間違いですよー。
公務員をしていると、
- 惣菜を買う頻度が高くなる ← 時間ないですから!
- 見た目にかかる服飾費や美容代が高くなる ← さすがにクタクタのスーツで出勤は恥ずかしいです…
- 家計管理をする時間?はあ?
- つき合いの飲み代がバカにならない ← これ、行かないと仕事に支障あったりするんですよ。
入ってくるお金も多いですが出ていくお金も多いのが現状です。
必要出費だし、自分への投資と割り切れればいいのですが。
ちなみに私、公務員時代の食費は安くて月8万超えでした。
疲れて帰ってくると、揚げ物作りたくないから買う、ビールが飲みたい、甘いもの食べたい…
公務員をやめ、家計管理の時間がとれたことで ← 半分趣味ですけどね♡
現在の食費は月4万になりました。Yeahhh!
ちなみに私、家計のやりくりでたびたび主婦雑誌に紹介されます。
本も出していますので興味のある方はどうぞご覧ください →公務員をやめたのに貯金がふえた
公務員をやめる3つのデメリット
「続けていたらこんな不安なかったな」
公務員をやめて正解だった私でも少しは思いますよ。出た、タラれば。
ということで、ここでは公務員をやめるデメリットについて紹介します。
1.安定さがなくなる
何といってもお金の保障。
これがゼロになります。
公務員をやめ、他の会社に勤めたとしても、やはり保障の面で公務員に勝るものはないのでは?と思えるほどお金の保障は手厚いです。
毎月の給料、ボーナス、退職金。
よっぽどのことをしなければクビになることもありませんから、公務員試験に受かってしまえば定年まで安泰と言えるでしょう。
2.福利厚生面での手当は公務員に勝るものなし
普段あまり感じないかもしれませんが、公務員は病気で働けなくなった場合でも安定した収入があるのを知っていますか?
90日を超えない範囲で病気休暇をとったり、最大3年(自治体による)まで休職をとったりできる制度があります。
病気休暇では給料が100%支給されますし、休職でも1年までは給料の3/2が支給される自治体もあります。
このほか、年次有給休暇が20日ほどもらえるので、やむを得ない用事やリフレッシュしたいときなど気兼ねなく休めますね。 ← とはいえ、周りの目が気になるのが事実。
3.社会的地位を築くのが難しい
公務員というだけで、社会的信用は違います。
悲しきかな…
主婦だって社会で欠かせない立派な職業!
しかーし、公務員であればクレジットカードを作るときもローンを組むときも有利になります。
考えてみてください。
あなたの娘さんが結婚相手を紹介するため家に連れてきたとき、
「フリーランスの山田です」
「公務員の山田です」
どちらの印象がいいですか?
全国の山田さん、ゴメンナサイ…
悲しいことに、社会では公務員の信用が厚いのが事実なんですうーー
公務員をやめるときの注意点
公務員をやめると決めた場合、注意することがあります。
やめてから後悔しないためにも、やめる前に注意点を知っておきましょう。
次の仕事または生き方が決まってからやめる
公務員がつらすぎるからといって、感情に振り回されて後先考えずに退職届を出すのはやめてください。
まず、落ち着きましょう。
公務員をやめた後、どの収入で生活していくのか、専業主婦として生きるのか、子どもが巣立った後自分だけが家にいてもぬけの殻にならないのか、などなど。
後のことをよーく考えておかないと、やめた途端、生活できなくなるほど貧困に陥ったり、思いがけず気分が沈み精神病を患ったりするリスクがあります。
今より幸せになるために公務員をやめるのに、今より不幸になったら元も子もありません。
公務員時代どんなに重宝される存在でも、「退職届」を出してしまえば部外者。
課長でもなければ上司でもなくなります。
はい、ただのおじハン、おばハンです。 ←きつい言い方、ゴメンナサイ。でもこれ本当。
公務員をしながら次への就職活動、もしくは生き方を決めておきましょう。
退職届はそれからでも遅くありません。
お金についてリサーチしておく
社会の情勢によって物価は変わりますし、今までと同じように数年後も生活できるわけではありません。
ニュースに敏感になり、雑誌やネットを通してお金についてリサーチしておくことをおススメします。
特に、専業主婦やパートで生活する場合、扶養内か扶養外か、130万の壁で働くのかどうかなど、損をしない生活の仕方をリサーチしておきましょう。
お金について理解しておくことで、公務員をやめた後でも上手に家計管理しながら生活できるでしょう。
転職や退職を周りに悟られないよう準備をすすめる
転職や退職の準備は周りのスタッフに悟られないようにすすめましょう。
ただし、上司や事務員には手続き上、早めに伝えるべき。
その他のスタッフには退職間近、もしくは上司から伝えてもらうでもよいでしょう。
転職や退職は周りのスタッフから見れば、決して気持ちのよいものではありません。
「今の状況に不満があるのかしら」
「誰かにいじめられたのかしら」
あらゆる噂がたつのは、ある程度覚悟しておきましょう。
ただ、『立つ鳥跡を濁さず』で円満に職場を去ることが一番。
確率は低くても、これからの仕事でまた一緒になるかもしれませんし、家族がお世話になることもあるかもしれません。
あなたが有名になって元同僚としてインタビューを受けることだってあるかもしれませんよ!!
いくら憎たらしい職場だったとしても退職間近まで黙って準備をすすめましょう。
まとめ:公務員をやめるのはもったいなくない!人生のプロデューサーは自分
いかがでしたか?
公務員をやめるのはもったいなくありません。
公務員をやめるメリットとデメリットをよく理解し、自分の生き方に合った選択をすることが大切です。
自分はどう生きたいのか。
多少忙しくてもお金の心配なく生活したいなら、公務員をやめる必要はないでしょう。
今の生活がつらく違う生き方をする覚悟があるなら、公務員をやめてもよいでしょう。
私は今幸せです。
少しのお金と自分にとって必要な時間がありますから。
人生一度きりですから、後悔のない選択で人生をプロデュースしてほしいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。